マグネシウムでチックが改善した例

これは子供ではなくて大人の症例です。

43歳男性、加圧パーソナルトレーニングに通われている男性です。

ちなみに、私は加圧トレーニングのインストラクターです。

血圧が高めなのと、仕事のストレスが強いとの事で、マグネシウムの摂取をおススメしました。

それと、私はこの方が以前からパーソナル中に頻繁に咳ばらいをされていたことに気づいていました。

最初は痰が絡んでいるだけなのだろうと思っていましたが、毎回必ずかなり頻繁に咳ばらいをされるので、「もしかしてチック?」と思っていました。

ちょうどその頃読み込んでいた「奇跡のマグネシウム」という書籍で、チック(トゥレット症候群)はマグネシウムで改善されると書いてあったので、この方の咳払いがチックであればマグネシウムで改善されるかもしれない、と少々期待していたのです。

結果は期待通りとなりました。

マグネシウムを摂取しだして2周目くらいの時から、咳払いは完全に無くなりました。しかし、2カ月くらいした時に再び咳払いをするようになったので話を聞いてみると、マグネシウムが無くなってしばらく飲んでいないとのことでした。

再びマグネシウムを摂取するようにしてもらったところ、咳払いはなくなりました。

ただ、この咳払いがチックだったかどうかは、専門の機関でちゃんと検査をしたわけではないのでわかりません。ですが、マグネシウムの摂取でこの方の咳払いが無くなったのは間違いありません。

そうそう、もちろん血圧も下がったし、仕事のストレスもだいぶなくなったそうです。

鉄と亜鉛とエクササイズで改善した一例

7歳男の子。

未熟児で生まれる。

学習、運動、肉体、知的発達が遅れている。

多動はないが、学校の授業が集中できない。

小児科でフェリチン測定してもらうと、フェリチン23.7。鉄欠乏。

男の子なら100以上は必要。

1回目のセッションの時には原始反射のチェックも中々させてもらえないし、体操もやってくれない。やってみても全然できない。

とりあえず、鉄と亜鉛のサプリをおススメして、基本のエクササイズを2~3個指導して家でやってもらう事に。

1カ月後、2回目のセッション時はすんなり原始反射のチェックも体操も積極的にやってくれたが、日常生活ではまだそれほど変化はない。

残存する原始反射は、パーマー反射、緊張性迷路反射、非対称性緊張性頚反射、足底把握反射、バビンスキー反射。

2回目から2カ月後、お母さんの話によると、学校の授業を見に行った際、明らかに集中できるようになっていて驚いたとの事。

テストも標準点を取って帰ってくるようになった。

先生との面談でも、「随分成長しましたよ。」と言われたとの事。

体操も初回の頃とは比べ物にならないくらいできるようになっており、日頃から自宅で頑張っているのがうかがえる。

お母さんは「これからの成長が楽しみです。」と仰っていました。

まだ初回から3ヵ月しかたっていないので、これからさらに発達が進んでいくことでしょう。

成長、発育の遅延は亜鉛不足

亜鉛の不足は、正常な体の成長を妨げます。

小人症も「亜鉛不足」が原因です。

小人症の特徴として、

・低身長(16~19歳で120~140cm)

・鉄欠乏性貧血

・皮膚への色素沈着

・スプーンネイル

・陰毛、腋毛が生えない

・性器の未発達

などがあるそうで、これらの原因は「亜鉛不足」であったことが判明しています。

小人症に亜鉛を摂取させたところ、身長も伸びその他の症状は改善されたそうです。

その他、亜鉛は体内の300種類以上の酵素の働きに必要不可欠な栄養素です。

亜鉛が不足すれば、正常な発達、発育は望めないという事なのです。

お子さんが、低身長で発達が遅れている場合は亜鉛の不足を考えた方がいいでしょう。

これに、アトピー、アレルギー、傷が治りにくいなどの皮膚の問題があったら間違いありません。

発達障害児は鉄が不足している

発達障害の根本原因は、胎児~乳幼児期の鉄不足であるという説があります。

正常な神経の発達のためには鉄が不可欠ですし、前回の投稿にも書いた神経伝達物質の補酵素にもなります。

鉄不足といえば、貧血を思い浮かべると思いますが、単純にヘモグロビンの数値だけでは鉄不足はわかりません。

鉄不足を調べるには「フェリチン」の数値を調べる必要があります。

フェリチンは体内に溜めている鉄の事で、貯蔵鉄とも言われます。ヘモグロビンが正常でも、フェリチンの値が低ければ立派な鉄欠乏なのです。

今年に入ってから当施設でセッションを希望されるお子さんほぼ全員にフェリチンを測定してもらっていますが、全員フェリチンが低く鉄欠乏でした。

ヘモグロビンが正常でフェリチンが低い、という子が多かったですが、中にはヘモグロビンも低いというお子さんもいました。

子供はどんどん背が伸びるので、その度に鉄が消費されてフェリチンが無くなっていきます。特に第二次性徴気はとんでもなく鉄が消費されるので、鉄欠乏になり情緒が不安定になりやすいです。(これが反抗期の原因だと思うけど、どうでしょう?)

というわけで、発達障害に限らず成長期の子供は鉄を十分に摂取する工夫をする必要があるのです。

ADHDの薬からひも解く発達障害の治し方

発達障害と診断されて処方される薬に、「コンサータ」と「ストラテラ」がある。

作用機序は異なるものの、どちらも「ドーパミン」「ノルアドレナリン」を活性化する薬だ。

ドーパミン、ノルアドレナリンは脳内の神経伝達物質で、これが不足するとADHDなどの発達障害が起きるのだという。

ということは、薬を飲まなくてもドーパミン、ノルアドレナリンが十分に足りていればADHDなどの発達障害は良くなるってことではなかろうか?

ドーパミン、ノルアドレナリンの材料の大本は「アミノ酸」(フェニルアラニン)だ。つまり、アミノ酸が不足するとドーパミン、ノルアドレナリンは不足することになる。

L-フェニルアラニン→L-チロシン→L-ドーパ→ドーパミン→ノルアドレナリンとなる。

L-フェニルアラニンからL-チロシンに変化する時に「葉酸」「ナイアシン」「鉄」などの栄養素が補酵素として必要だ。

さらにL-チロシンがL-ドーパになる時にも「葉酸」「ナイアシン」「鉄」が必要。

そして、L-ドーパからドーパミンには「ビタミンB6」が必要。

ドーパミンからノルアドレナリンになるには「ビタミンC」「銅」が必要。

つまり、タンパク質(アミノ酸)、ビタミンB群(葉酸、ナイアシン、B6)、ビタミンC、鉄が不足しないように十分摂取する必要があるという事だ。(普通の食事をしていれば銅が不足することはあまりない)